/Applications /Users等を別パーティションでマウント(Jaguar以降)

Back


 失敗したり間違えた場合は、シングルユーザーモードで起動してターミナルからの補修等が必要になる。下手をするとOS丸ごと再インストール、データが全部おじゃんになるので注意

 10.3.3アップデートをかけた直後、fstabで別パーティションをマウントさせていると起動時にカーネルパニックを起こすもよう。回避方法はとりあえず、「シングルユーザモードなりで起動してfstabの記述をコメントするか消すかする」>「再起動」>「fstabを戻す」>「再起動」で起動できるようになるよう。
  もしくは10.3.3アップデート前にfstabをデフォルト状態に戻しておくといいのかもしれず


移動したいフォルダをマウントされた同名の別パーティションへ複製する。

# ditto -rsrcFork /Applications/ /Volumes/Applications
# ditto -rsrcFork /Users /Volumes/Users

(↑これで入るかどうかうろおぼえ。ユーザーのフォルダを1個ずつ複製、でないとちゃんと複製できないかも)

※Pantherでは、スイッチの記述が変わって以下のように。

# ditto -rsrc /Applications /Volumes/Applications
# ditto -rsrc /Users /Volumes/Users


/etc/fstabを作って以下を記述。

LABEL=Applications /Applications hfs rw 1 2
LABEL=Users /Users hfs rw 1 2

※Jaguar以降。10.2以前は書式が違うので注意

Netinfoに今のfstabの内容を登録する。

# niload -m fstab / < /etc/fstab

複製元のフォルダを消して(複製が完璧に済んでいるのを確かめてから!)、空のフォルダ(これがないとマウントされない)を作り直す。

# rm -rf /Applications /Users
# mkdir /Applications /Users


再起動する。

# reboot



以上。
OSの再インストールなどをしたときに、アプリケーション、ユーザー情報の引き継ぎが楽になって良い感じ。
ただし、「ユーザー設定を引き継ぐ」をオンにしてOS Xを上書きインストールすると誤動作を起こすので、普通に上書きインストールしたあと、上記のコピー以降の作業を行って引き継ぐこと。


2003 7/20 updated / C's gallery OS X Tips