xtraceroute with X11

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 X11でどこまで遊べるか実験その2としてxtracerouteをコンパイルしてみた。見た目がおもしろそうだし、OS Xネイティブで似たようなのもないし、よさげである。

 で、いれはじめたものの、必要なものでいれてないものが数珠つなぎ。必要なものはおそらくおおむね以下のとおり。

アップルX11
アップルX11SDK

libz
libjpeg
libpng
libtiff

atk-1.2
glib-1.2
pango
pkgconfig
gdk-pixbuf
gettext
gtk+-1.2
gtkglarea

automake ※アップデート
autoconf ※アップデート
libtool ※アップデート

xtraceroute-0.9.1

※automake、autoconf、libtoolはgtkglarea-2.0をcvsから取り出してautogen.shを動かすのにアップデートが必要であった。そんなことしなくても、そこらへんに落ちているgtkglarea-1.2.2やら1.2.3やらをインストールしても よかったっぽい。


【コンパイル】
 あまりに数が多いので略。(ぉい
 必要なライブラリのパスに注意して要所要所でmakefileをいじっていけば、問題なくコンパイルできる。ちなみにxtraceroute本体のconfigureがなぜかgtkglareaを認識してくれず先に進まないので、configureの該当部分を編集した。


 どきどきわくわくしつつxtracerouteを起動して、早速porno.com辺りまでtraceroute。



 なんじゃあ、こりゃーーーーー
 ポイントが日本の上にそら高く積みあがっている。。。。コンパイル失敗ですか?と、いろいろ調べてみたところ、DNS LOCで各ホストの位置情報を取るようなのだが、これで情報がとれるホストはほとんどないらしく、そのため同じ場所に積みあがったようだ。googleやらappleやらいろいろやってみたがどこもLOC情報はなし。で、試しにLOC情報が取れるサーバーまでtracerouteしてみた。



 おぉ。。。やったー。。。って、、、、意味ないジャン

 その後、xtracerouteの本家でCAIDAのNetGeoパッチというものがあるのを見つけてパッチをあててみたが、そもそもCAIDAのサービスがとっくの昔に止まっているようでこちらも意味なしであった。玉砕。



2003 10/20 updated / C's gallery OS X Tips