mplayer/mencoderも更新したくなったのでやってみる。
とりあえず、snapshot版(SVN-r26836)を落としてきてconfigure、makeしてもやはり通らない。configureの
altivec周りのgccの処理が今風になっているためらしい。完全に10.3時代
の開発環境は放置されてい
るようである。色々検索してみたが、意地でもpantherでビルドするべしといった事
例もなく、大人しくTigerにでもしましょうくらいの情報しかない。
……と思ったが参考になる情報もちらほら発見。
ついでにわざわざQuickTimeをダウングレードせずともビルドできる方法も見つけたのでメモ。
(video decodeがQT-7.4と互換性なし? 今のところQT-7.3.1を使用中)
ffmpegの場合と同じくconfigureの中で、
-sym=$(nm -P -g
$TMPEXE)
+sym=$(nm -j -g $TMPEXE) |
と変更。
続いてソースを変更。
[libao2/ao_macosx.c]
size =
sizeof(UInt32);
err =
AudioUnitGetProperty(ao->theOutputUnit, kAudioDevicePropertyBufferSize,
kAudioUnitScope_Input, 0, &maxFrames, &size);
if (err)
{
ao_msg(MSGT_AO,MSGL_WARN, "AudioUnitGetProperty returned [%4.4s] when
getting kAudioDevicePropertyBufferSize\n",
(char *)&err);
goto err_out2;
} |
上記のkAudioDevicePropertyBufferSizeをkAudioDevicePropertyBufferFrameSizeに
変更。詳細はこ
こ参照。これでmplayerで音が出るようになる。
でもってconfigure、makeする。tcshはすっかり忘れたのでshに入って、
$ CFLAGS="-O4
-mcpu=7450
-mtune=7450 -fastf -faltivec
-D__APPLE_ALTIVEC__" LDFLAGS="-bind_at_load -lc
/usr/lib/libgcc_s.1.dylib" ./configure --enable-macosx-finder-support
--enable-macosx-bundle
$ make |
LDFLAGSの指定でQuickTime-7.0.1以降との不整合を回避でき、makeが通る。こ
こ参照。ただ、ffmpegなライブラリのビルド
でffmpegのときと同様コケるので、これまたffmpegのときと同様地道に個別にmakeしてビルドを完了させる。
あとは普通にmake installで終わり。しばらくは上記の改修でしのげるかもしれない。
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