ここのところpostfixの挙動がおかしい。配送したふりをして配送してないとか(ダメじゃん)。でもって思い付く怪しく
なる原因が、「スプール場所が電源落ちでいかれてるかも」「そもそもシステムパーティションが電源落ちで修復不可能なまでにいかれている」などなどとあっ
たの
で、パーティションを無理矢理修復したあとで、長い間アップルにまかせて放置していたpostfixだがひさしぶりに自分で最新のモノを入れてみることに
した。
さっさとすませてしまいたかったのでtlsパッチ等は今回はなし。現在最新のpostfix-2.2-20041221.tar.gzを落としてきて、
% make makefiles
AUXLIBS="-L/usr/lib -lresolv" OPT="-O3"
% make
とやるとしばらく進んだところで……undefined symbol
_db_createなどと言われた。おや、berkeley
db-4.1あたりが入ってたはずなんだがなぁ(ていうか前はlibdbmでいけてたはずなのに)……と思ったが、自分でいじったくせにすでにCubeの
環境をすっかり忘れつつあるので(ぉ)とりあえず現
在最新のdb-4.3を落としてきて普通に./configure;make;make
install。/usr/local/BerkeleyDB.4.3以下にインストールされるので/usr/local以下あたりにリンクを張る。張る
前に前回入れてあった分の残骸リンクlibdb.*やdb*.hの掃除を忘れずに。
# cd /usr/local/
BerkeleyDB.4.3/lib
# ln -fs libdb.* /usr/local/lib
# cd ../include
# ln -fs db*.h /usr/local/include
で、念のために今入れた-ldbを読んでくれるように指定してもう一回make。
% make makefiles AUXLIBS="-L/usr/lib -lresolv" OPT="-O3
-L/usr/local/lib
-ldb"
% make
# make install
# postmap /etc/postfix/aliases ※おまじない
質問は全部リターンで済ませて、いざpostfix起動。さっそくテストメールをプロバイダメールから送ってみると「dracd.dbが開けませんエ
ラー」で配送してくれない。そういえばdracdを-L/usr/lib
-ldbmでコンパイルしてたっけと思い出したので-L/usr/local/lib
-ldbに直してコンパイルしなおし。/etc/mail/dracd*を削除して
# dracd-setup stop
# dracd-setup start
とdracdを再起動してデータベースを作りなおし。で、もう一度テストメールを送ってちゃんと配送されたか確認。うむオッケーです。というわけで年末
Cubeメンテ終了。
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