スーパーサーバ xinetd

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 専用ポートへアクセスが来ると、一時的に対応するサーバを立ち上げてくれるサービスのことをスーパーサーバというそうで(サーバの親玉、ということか)、inetdやxinetdがそうである。xinetdはinetdの拡張版らしい。OS Xには双方入っていて、デフォルトでどちらも立ちあがる設定になっているが、うちではinetdの方を殺してある。ちなみにスーパーサーバに登録するものといえば、大体ftpとかpop3とかsshなどでありますな。(/etc/xinetd.d 以下参照)

  登録の仕方は/etc/xinetd.dの下に設定ファイルを入れるだけなので簡単。ftpだと、'ftp'
というファイルを作って(名前は任意)その中に、

service ftp
{
disable = no
socket_type = stream
wait = no
user = root
server = /usr/local/sbin/proftpd
groups = yes
flags = REUSE

}


 などと書いて、かつ上記のように'disable = no'としてあればxinetdを再起動すると待ち受けに入ってくれる。ちなみに設定ファイルがちょびっとでも間違っていたりすると、xinetdは起動はしているのに全サービス無反応、などという状態になるようなのでいじったときは要動作検証である。

 ちなみにpop3だと以下のような感じ。うちではファイル'popper'としてxinetd.d下にいれてある。

service pop3
{
disable = no
socket_type =stream
wait = no
user = root
groups = yes
server = /usr/local/libexec/popper
server_args = -s -t /var/log/pop3.log
}


2003 7/25 updated / C's gallery OS X Tips