NTFS support(ntfs-3g) in Linux@X31
久しぶりの日記がLinuxネタというのもどうかとも思うが、毎度のことではある。
お題のとおり、LinuxでNTFS
(Windows NT用ファイルシステム) の読み書きが完全にできるようになった。
開発元は
こちら。
例のごとくFUSE
(Linux kernelのユーザランドファイルシステム拡張)で動く。
FUSEはZFS
(Solaris用ファイルシステム)のときに整備してあったので、ntfs-3gの導入はあっさりと完了。
ためしに外部ディスクで実験してみたところ、まあ普通に使える感じである。
現在、VMware上のWindowsの作業用仮想ディスク5GbをLinuxの作業用パーティションに放りこんであるのだが(ややこしい)、Linuxの作業用パーティションをNTFSにしてしまえばそのまま共用できてお得である。
問題は速度だが……やってみたらわかるであろう。
で、問題が発現。
外部ディスクをKDE
(Kデスクトップ環境)上で自動マウントさせるときに、ntfs-3gが認識されずにkernelのntfsモジュールが読み込まれてしまう。
認識させるにはまずHAL最新版をgitから引っ張ってきて、/usr/share/hal/fdi/policy/10osvendor/20-storage-methods.fdi 辺りををいじらねばならない模様。
こんな感じ
20-storage-methods.fdi
これでマウントはしてくれたのだが、また別の問題が発覚。
KDEのHAL
(ハード認識レイヤ) バックエンドが言語locale情報を送ってくれないようで、日本語ファイル名のファイルが見えない。
相変わらずKDEは多言語環境は無視である。
これは今のところkdebaseの担当ファイルにパッチを当てるしかない模様。
パッチは以下で発見。
ありがたや。
media_ntfs3g.patch
X.Org-7.2 & Mesa-6.5.2
X.OrgはX WindowまたはXとも呼ばれるUnix/Linux 上で動く窓システム、MesaはOpenGLと呼ばれる3D描画用ライブラリである。
久しぶりにアップデートされましたな。
7.1から引き続き、Radeon Mobility M6
(X31のビデオチップ)のtfp
(Texture from pixmap)使用でBeryl
(3Dデスクトップ化モジュール)もちゃんと動いとります。
が!
壮大にモリモリとメモリリークしている。
誰ですかお漏らししてるのは。
調べてみたら犯人はkiba-dock
(X上で動くドック) くさい。
曲者である。
このテーマは良いモノだ
Windows Vista
良い意味でも悪い意味でもあまり変わってなさそうである。