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重い槍
 重いランス。

昨日、思いやり云々と書いたが、実際のところ思いやりが仇になることも結構ある。

 例えば混んだ電車で座っている時、目の前に立っているのもしんどそうなおばあさんが!!
(気恥ずかしいけど……ここは譲らねばなるまい……)と勇気を奮って立ち上がり、
「あの、ここ空いてますんでどうぞ……」
「あたしゃそんな年寄りじゃないよっ!」
となぜか怒られるパターン。

 うちのおかんはものすごく背が小さく、しかも年もそれなりに食ってきたこともあってお店や銀行の人が応対するときにおばあちゃん扱いされる。 目線辺りまでかがんできて、しかも子供に話しかけるような口調で話されるらしいのだが、そういうとき超絶イラッと来て「失礼でしょ!」と、毎度怒ってるらしい。 これも一応思いやりの結果だとは思うのだが。 おかんとしては許せないらしい。

 までも、おばあさんに席を譲ろうとして怒られるのも、おかんが怒っても、それでよいのだ。 多少の行き違いはあっても自分はそういう世間である方を好む。

 とかいいながら、自分はどっちかというと他人と関わるのが面倒な方だったりする。 そもそも席を譲らないといけない事態におちいるのが面倒なので電車では立ちっぱなし、とか。 どでかいリュックを背負った人が向きを変えた時にリュックが自分の方にぶつかってきて「イラッ」とくるとか。 友達と話していて思わずでかい笑い声を上げてしまい、隣の人に顔をしかめられるとか。 思いやりも足りないな……

 だいじょうぶ。 人間いつでもよりよい方に変わろうと思えば変わることができるのだ。
そう信じて締め切りが危ないイラストのラフにかかろうと思う。


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小武 (管理人) eta2@tim.hi-ho.ne.jp