数か月前に予約していたバンダイ 1/20 スコープドッグ・リーマン機到着。
さっそく作り始めることに。
製作はあれこれ考えた末「塗装だけして素組み」で行こう!塗装はツイッターでフォロワーさんにお勧めされたシタデルカラー。
水性で臭くなく、隠ぺい力もそこそこあってすぐ乾いてカラーがシステム的に用意されている優れもの。
箱、相当デカいです。
パッケージングが簡素なところがまたよい。
めまいがするほどパーツもたっぷり。
ガンプラの1/100MGくらいのを想像していたのだけどもっと複雑そう。
今回、わざわざ作業台を購入して絵描き作業場の真横に設置。
組み立てが終わってもいろいろと使えそう。
恐る恐るシートを塗り始めた図。
色は「RHINOX HIDE」を塗ってから「DOOMBULL BROWN」でハイライト入れ、「NULN OIL」(黒系標準シェード)で墨入れ。
基本的にシタデルカラーのシステム通りの塗り方。
参考→
Citadel painting system(pdf)
シート完成。
グレー部分は「MECHANICUS STANDARD GREY」に「NULN OIL」で墨入れ。
ほんのちょっと紫がかったニュートラルな濃いグレーなので使い道は多いと思う。
後ほど紫っぽさを増したかったので「CARROBURG CRIMSON」(赤系統シェード色)を1回コート。
サクサクと胴体部分完成。
緑部分は「CASTELLAN GREEN」に「ATHONIAN CAMOSHADE」(緑系シェード色)と「NULN OIL」で墨入れ。
「LOREN FOREST」で薄くハイライト入れ。
バイザー部分は「RUSS GREY」(水色系グレー)を塗ってから「ATHONIAN CAMOSHADE」を適度に上塗りして緑に寄せてかつ、くすんだ感じに。
スコープ部分は「LEADBELCHER」(濃いめ銀)を塗ってから「IRONBREAKER」(明るい銀)「RUNEFANG STEEL」(さらに明るい銀)辺りでハイライト入れと「NULN OIL」で墨入れ。
メインスコープ内部のレンズの奥部分を「ABADDON BLACK」で黒に。
来ました、レッドショルダー。
レッドショルダー赤部分は「血のような色」にしたかんのだけど、「MEPHISTON RED」(ニュートラル?な赤)を塗ってから「CARROBURG CRIMSON」を2回ほど上塗りしてどす黒さを増してみた。
白(設定的にはグリーングレイ?)部分は調色しないと色がないので「RUSS GREY」の青グレープラス「SCREAMING SKULL」「USHABTI BONE」「ZANDRI DUST」辺りの黄色系クリームを混ぜて緑寄りに調色。
あんまり明るすぎると浮いて見えるので、ある程度暗くくすんだ方向にもっていく方がよいかも。
早く立たせたかったので説明書の順番を無視して脚フレームだけ作って立たせる。
フレーム部分の濃いグレーは「MECHANICUS STANDARD GREY」を塗ってから「NULN OIL」を二回ほど上塗りして濃いグレーに。
ついでに墨入れ。
脚の外装も取り付けて降着ポーズ。
このキットの場合、背中のミッションパックをつけてしまうと降着ポーズが取れなくなる(ハメ殺しのため)ので今のうちに記念撮影。
ということでスコープドッグ本体だいたい完成。
よくできたキットですわ……スタイルもいいし。
素組みなのでホントにランナーから切り離して彫刻刀でゲートを切り離して、色を塗って組み立てただけでこうなる。
スバラシイ。
パイロット制作。
つまりリーマン少佐。
オレンジ部分は「MEPHISTON RED」(赤)を塗ってから部分的に「WILD RIDER RED」(オレンジ)を上塗りしてオレンジ系統に。
茶色部分は「RHINOX HIDE」を塗ってから「DOOM BULL BROWN」でハイライト入れ。
マスクの透明部分はスコープドッグの緑と同じ色を塗ってから適当にシャドウやハイライトを入れてそれっぽく。
マスクの明るいグレーはスコープドッグのバイザー部と同じ。
パイルバンカー装着。
土台と電磁パイルバンカーは「DAWN STONE」(ほぼニュートラルな明るめグレー)を塗って「NULN OIL」で墨入れ。
パイルバンカーの芯は「MECHANICUS STANDARD GREY」を塗ってから「NULN OIL」を2回ほど上塗り。
ヘビーマシンガンと腰タンク制作。
青っぽいグレーは調色しないとないので「KANTOR BLUE」にグレー、緑、クリームなどを混ぜて緑寄りくすんだ方向に調色。
あえて鮮やかな青っぽい感じにしたかったのでそんな感じに。
シルバー部はスコープと同じ。
銃の先に行くほどすす汚れがついてる感が出るように「NULN OIL」を多段上塗りしてある。
べた塗り状態とハイライト入れ、墨入れ後の比較。
表情が出ますな。
シタデルカラーの特徴としてハイライト/シャドウに入れる色が同系色の鮮やかな色が用意されているので、彩度が高めの色気がある雰囲気に仕上がります。
便利!
出ました、真っ赤な巨大ブレードアンテナ。
このアンテナのためだけにこのキットを即ポチしました。
ミーハーでかっこええ……。
武骨で無個性なスコープドッグにこんなものが付いてるというのがエロい。
赤部分はレッドショルダーと同じ色。
タンクとガトリング砲を装着して全パーツそろったところ。
ミッションパックの明るいグレーはバイザーと同じ色で。
何とかかろうじて両手で銃を構える風にはポーズが取れる。
こんな感じに。
ガトリング砲をつける前はこういうポーズも取れたのだが、つけた後は脚をあまり広げなれなくなる。
完成!
アンテナでけぇ……
余は満足です。
アンテナをたたんだところ。
このアンテナ、組み立てるとき注意しないと簡単に接続部が折れます。
注意。
動作部に塗膜が乗ってると終わりなので、動作部分に色は乗せないようにしましょう。
以上、「バンダイ 1/20スコープドッグ・リーマン機」組み立て記でした。
シタデルカラー、気に入った。
あまり塗膜は強くはないので、ゴリゴリ動かして遊ぶ場合はかなり注意が必要だけど、色乗りもよいし乾くのもやたら速いのでせっかちな自分向き。
あと、システムで色の組み合わせがそろってるのも、ぐうたらな自分向きでいうことなし。
また何か作りたいねぇ。