5日(土)
ダグラム 1/100フルスクラッチコクピット枠複製
窓枠を溝彫り、ヒンジパーツ等加工する間にぽきぽき折ること4回。
早いところ複製しておかないとパーツが失われてしまいそうなので、とりあえず窓枠だけ完成させて久しぶりに型作成してみることに。
抜きは粘土に埋めてみたところ、意外とあっさり抜くことが出来そうなことが判明。
問題は湯が通るかだが、同時に埋めるパーツも同じ程度の流速度/容量になるものを埋めるに留めて、圧力をかければまわるだろうと踏んで粘土型作成。
裏側のシリコン流しのときに剥離剤の塗りが甘く、肝心の窓の部分で癒着してしまった。
無理やり引っぺがしたところ、裏側の型が死亡、原型も破損に至る。
生きてる型に癒着した余分なシリコーンを削り取り、壊れた原型を取り出して修復、再び埋め戻してもう一度シリコーンを流し直してみたところ、無事完成。
危なく粘土型からやり直しになるところであった。
シリコーン使用量は1段目はリハビリをかねて多めに80cc+クズ、2段目失敗分は50cc+クズ、やり直し分も50cc+クズ、で合計180cc。
硬化材は作業効率を考えてそれぞれ8割に留める。
湯を流してみたところ、押し出さなくても素直に湯が上がってきた。
上がってきた後も、硬化が始まるまでに30秒ほど余裕があったので、もう少しパーツを増やしてもよかった模様。
気泡もなく、無難な型設計であった。
反動で剥離剤をたっぷり塗りすぎたせいか、変形を恐れて型の密着を弱くしすぎたせいか、若干バリ多し。
バリを取って組み付けてみた図。
何気なく、完成パーツ第1号である。