どうもHDDの挙動がおかしく、smartctlで見るとエラー履歴が4、5個ぼこぼこと出ている。
これといって明確に「壊れた!」という確証はないのだが、一応HDDを換えてみることに。
近所の某工房へ見に行ってみたが、Ultra-ATAの2.5inchドライブはHitachiかWestern Digitalのものの数種類しかなかった。
もはや時代遅れの感たっぷり。
とりあえず安い方のWD 120Gドライブ(写真右)を買ってきた。
さっそく交換してkernel-2.6.25-zen1-2のext4devでシステムをバックアップから書き戻す。
さすが新ドライブ、静かですねぇ。
アクセス時に「コォォー」という軽いファン音のような音がする。
音だけ最新機種っぽくなった。
格段に広くなったので圧縮ファイルシステムは無採用。
体感速度はさして変わらず。
ちなみにどちらもシークタイム12ms。
取り出したTravelstarを持って軽く振ると、思い切り「カタカタ…」と中で部品が転がっているような音がするのだが、元からだっけ?
システムパーティションをext4とreiser4のどっちにするかしばらく考えたのだが……そういえばresierfsといえばreiser氏、第一級殺人の罪で有罪が確定したそうである。
結局被害者とされる奥さんは見つからないまま決まってしまった。
即決だなぁ。
これでreiserfs/reiser4は史上初の(推定)殺人者の名前がついたファイルシステムとなった。
なんちゅーか、ぶっ飛んでおります。
ちなみにreiserfsの開発元、元reiser氏の会社Namesysはいつのまにか消滅してしまったようで、今は
ここにコードが置いてあるのであった。
で、結局システムはext4にしたのだが、別に殺人事件とは関係なく気分で決めただけである。
reiser4の方が若干速いっぽいのだが、負荷も若干高めなのが気になるといえば気になるところ。
↑一応実験して見た。
数ギガ巨大単一ファイルの外部ディスク(usb-2.0)からのコピー書き込み→ext4dev(平均10MB/s) reiser4(平均9MB/s)
数百メガのソースツリーの外部ディスク(usb-2.0)からのコピー書き込み→ext4dev(平均7.2MB/s) reiser4(平均6.3MB/s)
となった。
ext4は平均的なアクセス、reiser4は息継ぎの多いアクセスという印象。
ちなみにcfqとbfqの違いも試してみたが、若干cfqの方が速いような気がする。
このところ妙にキーボードがあったかいなーと思っていたら、ファンコントロールが無効になっていた。
thinkpad-acpiのオプション指定が最近変わったらしく、
# modprobe thinkpad_acpi fan_control=1
だったのが、
# modprobe thinkpad_acpi experimental=1 fan_control=1
としないといけなくなった。