日記ブログ、または雑多なメモ
女主任・岸見栄子単行本発売
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 CCの中の整備、Clip studioの整備も本格的に済んで、漫画の作業にも使い始めた。
いやほんと、普通に描ける。 ただ、まるっきり直描き感覚ではなく、直描き75%、板タブ感覚25%くらいな感じ。 そして板タブより作業速度は速いと思う。

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快感チェンジ、次回作(7話)の登場キャラ。 主人公、涼太のいとこの萌花(もか)。 不思議ちゃん設定である

 CCで「普通に描ける」ことがわかってから、今さらながら気づいたことがひとつ。 wt1などのfeelit系のワコムデジタイザ(筆圧 1024段階、傾き検知なし)の、うまく描けない「これなんかちがう感」は、昔のBambooと同じ。 以前、多少の性能の違いはほとんど関係ないだろうと思って知り合いにBambooを買わせたことがあるのだが、その時実物を触ってみたら「これはうまく描けないな」と確認したことがある(鬼)。 それと同じであれば、そらwt1ではうまくペン入れできないはずである。
 というわけで、昔のintuos、今で言うintuos proで慣れてしまってる人は(仕事用)絵描きデジタイザ搭載PCを選ぶときは現状CC一択。 逆に言えば、普段bamboo、今で言うintuosで普通にペン入れなどができている人はfeelit系のデジタイザでも描ける、はず。


 そして、バッテリー。 やはりすげー持つ。 省電力MAXでも普通に描けることがわかったので、ますます持つ。 80%充電で最高5時間ではなく、最低5時間持つ感じ。 優秀である。
 で、このバッテリーをできれば長持ちさせたい。 簡単に交換もできないし。 というわけで基本的な運用形態を設定。


 基本、バッテリー駆動時は10数分でスリープ、さらに10数分で休止の設定。 休止しても数秒で復帰するので大丈夫。
つまり電源操作は特にせず、スマホのように放置プレイ。

 1・できれば満充電のまま放置しておかない。 寝るとき、長時間放置するときは30~80%弱の状態で休止させるタイミングになるよう運用
 2・ほぼ0に近い状態から100%までいっきに充電するときは、バッテリーがかなり熱を持つのでそういう機会はできれば減らす
 3・充電時は熱の問題から電源プランを「省電力」にしておくのが望ましい。 自分の場合は常に省電力モードで使うことにしたので特に切り替えなし
 4・上記を踏まえつつ、数ヶ月に一回くらいは満充電で2時間放置、その後0%まで放電、もう一回満充電させる、のリフレッシュを行う


 AC電源に挿しっぱなしとかしていたら、場合によっては半年か1年でバッテリー容量が半分になったりしかねないが、上記の対策をしておけば2年で2/3か半分くらいの減少で抑えられるかも。 まあ、最近のスマホ的な気軽な取り扱い方で。 で、2年後には後継機が出ていることを期待する!

 難点は充電速度が遅いので、いざ外出時に持ちだそうというときに残り30%とかだったりすると、若干悲しいことになる。 それでも2時間は動くと思うけど。 まあ、外出先で本格的に長時間動かすような状況の場合はコンセントがある場所で使うはずだから、ACも一緒に持っていけばよく、落書きか下書きをちょろっとするくらいのときは、そんな長時間連続で使うこともないだろうから、実質問題はないかな?



 目についたCCの悪い点もあげておく。

 液晶パネルの奥にホコリが入りやすい
購入前から入ってたのか、自分が使い出してから入ったのかわからないが、よくよーく見るとパネルの中に結構細かいホコリが入っている。 液晶を点灯させると見えなくなるので、実用上問題はないけどあまり嬉しくはない。 たぶんCCの構造上の仕様。

 ギガイーサーがない
微妙に困る。 でかいデータを移動させるときは外部HDDを使用でちょっと面倒。 といっても、大量のデータを移動させるのは整備時くらいだとは思うけど。

 液晶の横線
個体差なのか、全部のCCもそうなのかわからないが、やはり液晶の横線は目につく。 線画作業時は気にならないけど、パッと見美しくない。 塗りのクオリティチェックの時などは問題になるレベルかもしれない。

 付属ペンのペン先の立て付けが悪い
intuos3の付属ペン、他のペンに比べても、ペン芯がカタカタ動く。 ちょっとうっとおしい。 個体差でちゃんとぴっちりしてる物があるなら交換したい。

 パネル前面のファンクションボタンは便利だが、ちょっと硬い
誤操作防止のためだと思うが、ちょっと硬い。 えいっ!と押さないといけないので使いこなすには慣れが必要。

くらいか。
最後に一つ。

 液晶パネル周囲付近でのペンの反応が最悪
これはCCだけでなくワコム液タブ全体の仕様みたいだけど、代わりに指でタッチ操作すればいいだけなのでさほど問題でもない。 絵を描く時に問題になるのじゃないのか!?と思うけども、実際のところパネルの周囲までペンを走らせることはほとんどないので、まあ通常問題はないと思われる。



ということで、タブレットPC導入騒動報告は以上で。

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小武 (管理人) eta2@tim.hi-ho.ne.jp