Mac Plus改ルータは結局Linuxでということで
さて。
NetBSDの方でも一通り設定し、kernelをコンパイルし直してみたりといじってみた。
わかってはいたが、どうにもやっとこさ動いてる感が否めない。
なんでコンソールの表示がこんなに遅いのか? (603eだからだわな)これ以上快適にしたいなら自身でhackしてください、というところか。
hackしてられないので(腕もないので)、二段PCIライザーカードを手に入れでもしたらNetBSDにすることにして、今回はLinuxでいくことに。
Linuxを入れたHDDに戻し、最後に、ぼろくなってうるさいファンを新しく買ってきたファンと交換。
付属の分岐コネクタをいじって5V経由で回るように細工し、HDDの電源の間に入れてスイッチオン。
ぷちっ
スビビビビビーーーーーーー
おや。
電源切ってもう一回、ぷちっ
ピーーーーーーー
HDDに行ってるケーブルをよく見たら、12Vと5Vを逆に繋いでいる。
やってもた(ばく。
HDDをこれDo台に挿してみたが、 ウンともスンとも言わない。
幸い、PLusは予備のHDDで起動したのでHDD以外は無事らしい。
お気に入りの静音バラクーダがぁ……じゃない、(いくばくかの)大事なデータがぁぁぁ。
分解してみたが基板上に焼けたような痕は見られない。
まあ、じっくり眺めてみても直るわけでもなし。
1個見えてるMOS-FETチップ辺りを交換すれば直る気もするが……同品が手元にあるわけもないので、あきらめて気を取りなおし、別のHDDでMacOSとLinuxを入れ直すことにする。
で、NetBSDを入れた富士通静音40GBを使おうとしたのだが、リブートをかけるとopen firmwareから認識されないことに今更気づく。
64/54 G3カードの自動リブート後も認識されない。
富士通のHDDツールでATA33モードにしてみても変わりなし。
よってG3カードが使えない。
しかたなくバックアップ用のちょっとうるさい20GBドライブ(元自前G4 Cubeのドライブ)を使い、富士通40GBをバックアップにまわすことにした。
ちなみにNetBSD上から富士通ドライブで「reboot」をかけるとNetBSDはリブートはしていたのだが、open firmware上でNetBSDが再起動していただけで、ハード的にリブートしていたわけではないようである。
引き続きMacOSの整備を始めるが、肝心のbooster 64/54のドライバFDDが経年劣化で読めない。
これはマズイ。
脈々とHDD上で引き継いできたのでバックアップしていない。
昔使っていたSCSI外部ディスクに入ってるかも、と思いだし発掘してくるも、電源を入れてもスピンアップしない。
ガンガン叩き起こすとしぶしぶ回り出した。
こういうときは叩くに限る。
しばらく放っておいたら不安定だった回転にも調子が出てきたが、始終ぜんそくみたいな音をたてているのが痛々しい。
ガンバレ、quantum viking。
なんとかマウントでき、当時のPlusの中身をバックアップしてあるの発見。
うーむ、捨てずにおいてよかった。
ドライバのインストーラが出てきたのでインストールして、MacOS復帰。
LinuxはどうせなのでVine-4.1を入れなおす。
Vineのインストールもこなれてきた。
ftp上のmiscフォルダから機能拡張、コンパネ、初期設定、ramdiskイメージ、カーネルと必要最低限のものをいただいて所定の位置に置き、BootXを使ってramdiskイメージからVineインストーラを起動し、あとはhttpネットワークインストール。
ちなみにVine-4.1インストーラはメモリを120Mb以上積んでいないと動かないようである。
ramdiskイメージサイズは相変わらず手動で16384に直さないとダメくさい。
ということで、Linuxで復帰完了。
コネクタ、配線等の接続はすべからくチェックすべし。
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小武
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