HDD自爆事故後、動けばよろしい/それしかなかった、ということで買ったHitachi HDPドライブ320GBだが、「ぶーん」というか「むおーん」といいますか、冷蔵庫みたいな低発振音が静かな中で結構うるさい。
電源を切ると明らかに気分が「スカッ」とする。
というわけでSeagateのbarracuda7200.10 320GB 16Mを中古で購入。
新品がよかったのだが、7200.10以降の狙い目E-IDEモデルは新品ではもはやどこにも在庫がないらしい。
買い時を逃した。
いずれにしてもCubeでの最後の載せ替えになるでありましょう。
これdo台Firewire経由だとBigdriveなドライブは120GBまでしか認識されないので、解体前に各パーティションをイメージ化して外部HDDにコピー、HDDを交換してから外部HDDで起動してから交換したHDD内に展開、で移動終了。
ちなみにマスタースレーブの設定はUJ-845を装備している我がCubeにおいては、日立のHDPドライブは「CS」でないとまともに動かないが、バラクーダでは「スレーブ」に設定しておく必要がある。
ややこしい。
やはりバラクーダは静かで落ち着くなぁ。
といったところでHDD交換の第二目標であったLeopardインストールをやってみる。
まるごと複製したわけなので、失敗してもすぐ戻せる今がチャンス。
アカウント/ネットワーク設定だけを引き継ぎの新規インストールをやってみたところ、すんなりインストール終了。
CHUD-3.5.2を入れ直してNAPをONに。
環境設定のHardwareを見るとL2、L3キャッシュがオフになっていて、かつL3キャッシュがオンにできないが、
ベンチマーク(Xbench)を取ってみた感じではそのままでもキャッシュは動いている模様。
その他、Radeon8500、UJ845、全部普通に動いている。
アカウントの引き継ぎは不可だった。
のでアカウントを作り直してデータだけ移動させる必要があった。
さようならNetinfo。
/Usersや/Applicationを別パーティションからマウントさせる方法は、fstabに記述してマウントさせるのは同じなものの、若干変更が必要で、
ココ にあるとおり。
UUID=F0E430C1-5558-3BB3-9FA9-6904B663FEEA /Path hfs rw 0 0
というような形式で記述して、
sudo defaults write /Library/Preferences/SystemConfiguration/autodiskmount AutomountDisksWithoutUserLogin -bool true
とする必要があった。
ドライブのUUIDはディスクユーティリティで確認。
サーバ系ソフト、apache2.2、MySQL、php、qpopperは別で今までどおり/usr/localにビルドインストール。
最初から/usrに入っているapache2はややこしいので放置プレイ。
postfixは流用。
その際postfixはpop before smtpはやめてsmtp-authを使うように設定。
ココ 参照。
スタートアップ関係がまるで変わっているので勉強しないといかん。
でもってプリンタ、MD5000が純正ドライバ未対応で使えなくなることが解っていたので、策を考える必要がある。
試しにLinux@X300にてUbuntu Jauntyのghostscript-8.64(libgs付き)、foomatic-filters-4.0.0を手動ビルドインストールしてみたところあっさり印刷できた。
ほなではLeopardにも入れてみようということでトライしてみるも、ghostscriptもfoomatic-4.0.0もまだ微妙にBSD機でのビルドには対応していない様。
そこはちょちょっとあちこち修正してみるとビルド完了したので/usrにインストール。
繋いでみたら無事印刷できた。
おまけにというか当然ながらというかネットワーク印刷もできる。
ある意味以前より使いでがよくなってしまった。
特殊インク(MF、光沢)等が使えないのちょっと寂しいがまあ、よしとする。
肝は出たばかりのfoomatic-4.0.0らしい。
今までは何をどうトライしてもCUPSで印刷できなかったからなぁー、めでたいめでたい。
デスクトップの体感は、特にPantherと変わりなし。
ただ、ぷらしーぼかもしれないがむしろシャキシャキ動くようになったような。
なんにしてもPantherの「やっとこ完成」状態から「しっかり完成」に至ったのは間違いない。
バックアップ体制に絡んでタイムシンをうまく使ってみたいところである。