さっそく実用開始し、次号ナマイキッ!の見栄子表紙絵を完成させ、何枚か趣味絵を塗ってみたりしております。
(※画は表紙絵ではない)
結論から言えば「非常に快適です」
今までほとんど机の上に載っていたのはiPadばかりだったのが、Cintiq Pro を置きっぱなしにする時間が長くなってるくらい。
絵を描く以外にもブラウジングやらメールやらその他作業も普通にできちゃうのが大きい。
CintiqCompanion2を縦置きで使ってたときは本当に「絵を塗る」ことにしか使ってなかった(その他の作業をする気にはなれない狭さだった)ので。
ちなみに、線画系をいじるときはプロペン、塗り作業をするときは筆圧8192レベルの恩恵を受けたいし、少々ジッターが出ても関係ないのでプロペン2を使用。
プロペン自体の使用感は実際のところ旧機種と同じくらいだと思うんですが、ガラス厚視差がほとんどなくなったことと、画面周辺でのペン先ずれがかなり抑えられている(ガラス厚が薄くなったせいかもしれない)ので作業していて気持ち良いです。
ただし「ワコムタブレット」+クリスタor saiなどで絵を描くことについて慣れている人間にとっては!ですが。
こういった装置についてほとんど知らない周りの知り合いに
「これ良いの?」
「買ってみようと思うけどどうなん?」
などと、聞かれることは職業柄よくあり、板タブ時代は安かったこともあって「まあ、慣れれば使えるようになるよ」と答えたり買わせたり(w)していたのだが、液タブ時代になってかなり高価になってしまい費用対効果が薄くなってきたこともあって基本的には知り合いには勧められないようになってしまった。
…なお、iPadは買わせた。
で、ワコムタブレットの昔からのクセである、
「普通に線を引くと線ガタガタだけど、ものすごく速くストロークすれば(補完されて)きれいな線が出るよ」
という「暗黙の了解」的な使用法は使う人(特に素人の方)には知ったこっちゃない話で、ワコムには間口をもっと広げるためにも今後はこう、本当の意味で「誰でも普通に描けちゃう」タブレットの新システムをぜひ導入してほしいなぁ……と思う。
新設計&生産ラインを一新するなどということはワコム規模の企業には無理だろうということはわかっているので難しいところではあるが要はワコムがうまいこと生き残ってくれればいいなという話。
(新製品が出るたび言ってる気がする
で。
GB-BSi7HT-6500ですが……遅いw
動画を流しながらA4 600dpi原稿とかいじってるとよく作業中にふん詰まります。
nuc6i7kyk(i7 6770HQ 4コア8スレッド)に乗り換えたら一発で解消できることはわかっているのだけど、乗り換える踏ん切りがつくほどは遅くないというところが…
※よくよおく考えたら、6500Uから6770HQだとCPUクロックは2.5->2.6しか上がらないし、旧デスクトップはi5 3470sだけど2.9GHzでやたらきびきびしていたことを考えると……速度が不満で乗り換えるなら旧デスクトップのレベルアップの方がいいかもしれない。
まあ、GB-BSi7HT-6500のTDPは15Wですからね。
考えたらすごいことだ(nuc6i7kykは45W)。
というわけでしばらくはこのまま使うと思います。
あ、プロペン2のジッターについては仕様なのかどうかワコムサポートに確認中です。
※ファームウェアアップデートで大幅に改善されました(2017 6/23)
あ、そうだ。
自分の事ではないですがあちらこちらの情報を見る限り「wacom link」による接続は現状、4k、2k問わず安定してないかもしれない…?という感じです。
うちではUSB-C接続で特に問題は起きてないんですが、たまたま「当たり」という可能性も無きにしもあらずなので、何とも言えず。
そもそもUSB-C(usb dp)、wacom linkの標準、共に使っているdisplayport自体が一癖ある規格のようなので、問題の切り分けが難しいところです。
……というかCintiq Pro自体がUSB-Cのみで基本displayportのみ対応ということになるのか。
とりあえず
うちのPCでは「休止させるとモニタ見失う(CX240のみ。
Cintiq Proは見失わず)」、「スタンバイから復帰すると、窓配置がぐちゃぐちゃになる」という状態です(なお仕様)。