USB-key boot
夜中になな(猫雑種)がまたもや危篤状態。
下痢しながらおえーおえーと吐くわ、はぁはぁいうてるわーでこりゃもうダメかと思ったのだが、出すもの出したらマシになったらしくその後落ち着いた。
昼に病院へ連れていって血液検査と点滴。
全体的に悪くなってるのと、胃腸がやられているという感じでボロボロの模様。
今のところ小康状態のようである。
近頃USB-keyブートなんていうものをちらほら見かけたりなんたりして、興味があったのでちょいと手持ちのUSB-keyにgrubをインストールしてみた。
とりあえず、一度フラッシュしないと使えなさそうだったのでLinuxで初期化を試みるがうまくいかない。
ここは手抜きでOS-XのディスクユーティリティでMS-DOSフラッシュ。
そのあと今のシステムの/boot/grubをまるまるコピーして(←必要ないかも?)、device.mapに
(hd2) /dev/uba
と書き足しておき、
#grub --device-map=/media/usb-disk/boot/grub/device.map
という感じでdevice.mapを読み込ませてgrub起動。
grubプロンプトで
root (hd2,0)
setup (hd2)
でgrubインストール完了。
USB-keyを挿したまま再起動させると、見事USBからgrub起動。
おぉ、すげぇー。
ElecomのあやしいUSB-keyだというのに意外とあっさりうまくいきましたガナ。
grubを入れて終わりというのもつまらんのでRIP-Linuxをまるっぽコピーで入れて遊んでみることに。
menu.lstだけちょっといじって起動させてみると、これまたなんなく起動。
でも、遅い。
CD-ROMブートと同じかもしくは遅いくらい?……USB-2.0のはずなのに、とhdparm -t してみたら14Mb/sだった。
やはり遅い。
もっと速いモノかと思ってたが、調べてみるとUSB-2.0の速度はこんなものらしい。
あわよくばシステム丸ごと入れちゃったりしちゃったりなんかなどと思っていたのだがなぁ。
高速とうたって売られているUSB-keyは27Mb/s近辺、X31のハードディスクが19Mb/sなので(おそ)高速なブツなら使ってみる手もありますな……その前にHDD変えた方がいいような気もしないでもない。
ともあれ、USB-key挿してレスキュー起動〜、はお手軽だしこれはこのまま置いておきやしょう。
ちなみに256MbのUSB-keyにRIPを入れて空き領域が168Mb。
というわけで、気がつけばレスキュー&データ輸送USB-keyのできあがり。
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小武
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