粘土でフルスクラッチ その1

乾燥機(違……
といいつつ本当に乾燥機替わり
あわよくば粘土のまま仕上げようかと思っていたのだが、石塑粘土というから信じていたのにやっぱりケバケバになる。
ある程度仕上ったパーツが揃ったらレジンで複製してみよう(やったことないけど。
胴体はまるごと作るか、本来のデザイン上のパーツわけを再現するか、どっちにするか悩んだがせっかく自分で作るわけだしパーツわけで行くことに。
で、簡素な図面どおりにブレストアーマー(?)と頭を作って置いてみた。
このままいければなんとなく完成しそうである。
頭のデザインは、市販キットのやたらと尖ったデザインが戦闘攻撃ヘリみたいで今まで気にくわなかった。
横顔を重要視すると市販キットのデザインが正しいのだと思うが、あえて戦車っぽいテレビ放映版もっさりダグラムにしたかったのでこんな感じに。
というわけで、とあるものとはダグラムのことでありました。
イメージとしては「大河原デザインを踏襲しつつ、デブっちょなテレビ放映版ダグラム」なので今まであったキットのダグラムとはまったく違うスタイルになる予定。
スケールはダグラムの全高が9.63M、モデルは図面で9.6cmなので……1/100?。
手の平ダグラムにしたかったのでこんなサイズにしたのだが、細部がとっても作りにくいである。
続けて上半身のコア部を作り始める。
コアとブレストアーマー(?)と背中側のアーマーと、腕関係。
スケール感がわかるようにシャーペンを置いてみた。
ちっさ。
上半身はパーツを組んだ外見上が、昔あったデュアルモデル1/48と同じになるような構造にしてある。
腕は拳をのぞいて複製で揃えるので一組だけ。
関節をしこみたいとこだが、粘土でこのスケール、かなり面倒なので固定。
どうせデザインどおりにつくっても可動範囲狭くてほとんど動かないので良いのである。
続いて上半身の残りパーツの粗仕上げ、パンツ、ふともも、靴などの塊を用意。
並べるとこんな感じ。
上半身はめどがついたのでパンツとふとももを削っていく。
パンツと上半身の間周辺はそこそこに複雑な構造/デザインになっていて、塗装などを考えるとなるべくパーツごとにわけたい。
パンツはへこみを作って各パーツをはめこむだけのつもりだったのだが、いじりいじりしているうちに穴が貫通し、ほんとにパンツのようになってしまった。
彫刻刀大活躍。
パンツ、ふともも、腰パーツと靴。
まるでブロックヘッドのようなムチムチふとももだが、テレビ放映版ダグラムなのでこれで良いのだ。
最終的にはバランスをとって若干痩せさせる予定ではある。
すねパーツ。
脚部は左右共用にするわけにもいかないので両方とも作らねばならない。
マンドクセ。
ここまでいじってきてわかったのだが、粘土から形を起こす場合は中途半端に形を作るより四角い塊から削っていく方が正確に作りやすいようである。