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8日(金) Linux@ThinkPad X31 ibm-acpi無しでultrabaseを使う

(6/27 時点で、ibm-acpiを入れていてもinterruptが増えないことを確認したのでibm-acpi復帰)

 xorg-のgitにradeon vblank 対策コードが入ったっぽい。 まだ試しておらず。

 ところで、ThinkPadでは肝であるibm-acpiモジュールはかなり割り込みが多いらしく、powertop本家では「外せ」とある。 今のところThinkPadなボタン処理と、ドックの処理をibm-acpiにやってもらっているが、ボタンは置いといてドックの機能はkernel-2.6.21から標準でサポートされている。 ちゅうことでibm-acpiをやめて、kernelモジュールのdockに引越ししてみた。 dockモジュールのbay機能は使わずlt_hotswap併用で行く。

 操作に関してはどこにドキュメントがあるのかわからず……とりあえず色々試したところ、

ドックは自動
アンドックは
echo -n "DOCK eject" > /proc/acpi/lths

ベイ認識は自動
ベイ取り外しは
echo -n "MSTR eject" > /proc/acpi/lths

と結局、lt_hotswapの方で全部やってくれる。 詳細は/usr/local/sbin/lths.sh。 アンドックはultrabaseの手前ボタン、ベイ取り外しはベイのレバーと対応していて自動で実行される。 ちなみにアンマウントし忘れてベイを取り外すと、ベイの機能が即死(dmesg参照)し、再起動するまで使えなくなる。 少々不便ではあるが、レバーがアナログ方式っぽいので仕方がなそげ。 (よく考えたらibm-acpiではFn+F9一発でアンドックできていたわけだから、できないわけではないですな)


 で、さっそくpowertopをやってみたところ、
../../diary/pic/powertop4.png
来ましたヨ。 C3、おおむね90-93%辺り達成。 ibm-acpiが相当食ってたんですなぁ。 機能的に変わったことと言えば、Fn+F9でアンドックできなくなったことくらいなので、まあ良い結果である。 買ったときのバッテリは爆熱であっという間に弱ったが、今の低熱X31なら新しいバッテリを買ってもだいぶ保ちそうだなー、新品バッテリほしーなー


 ところでX61sでは、同じくKDE使用でC3:90%で8.3Wまで下がるらしい。 Windowsだと7W以下とかいう話も。 さすが超低電圧CoreDuo。 とはいえ、実用域の消費電力がすざまじく多そうではある(といっても15Wくらい?)。
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小武 (管理人) eta2@tim.hi-ho.ne.jp