30日(金) UFRawにない、良い倍率色収差の補正機能を求めて、KDE用フォトマネージャソフトDigikamとドネーションソフトウェアの現像ソフトRAW Therapeeを試してみる。
元画像。
RAW Therapee出力。
「ちょっとおばあちゃん、カメラ撮ってはるから!」「イヤイヤ、かまいませんよ」状態
このお寺さんの屋根上部のアップ
左)UFRaw
右)D40 JPEG BASIC
左)Digikam
右)RAW Therapee
D40のJPEG出力は色収差補正をしてあるんですな。
気がつかなかった。
Digikamの補正は完璧ぽいのだがツールその物がかなり使いにくい。
色管理もしにくいので色がなかなかいじりにくい。
不可逆作業になるのでいじってるうちに汚くなりやすい。
等などで全体としてはいまひとつ。
RAW Therapeeはまあまあ補正してくれて、作業感覚はUFRawに似ていて使いやすかった。
ただし若干重し。
色収差補正に関してはどうも認識が怪しそうなので再調査中。
ところで、とりたてて何も設定していないのにRAW Therapeeではほぼ完璧に近い色が一発で出た。
左)UFRaw
右)RAW Therapee ほぼ正解の色 ただし高輝度LED部トビ
まあ、どうだったら正解なのか非常にわかりにくい色のコップではある。
ついでに仕上がりディテールもだいぶ違うようで、……と思ったらRAW Therapeeはデフォルトでsharpen機能がオンになっていただけだった。
RAW Therapee (EAHD)
先日歩いていたカラスの原寸。
比較のために持ってきたが勘違いだったので用なしになってしまった。
目つき悪い。
ともあれ、RAW Therapeeがなかなか良い感じのようであります。