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 落下前。 落ちる直前はこの状態でかつDVDドライブを取り出し、ヒートシンクが奥に向く向きで置いていた

 前回ネタで書いたタイトルが本当になってしまうとは。
ヒートシンク付属のファンが思いのほか静かなので、これなら今までの回路で十分静音駆動できると見込みファン用コネクタを増設、なんちゃって取り付けだったヒートシンクベースをきれいきれいにカスを剥がしてシートで再接着、などなどを済ませる。 温度感知回路の感度を設定しよう、と稼働中のまま(またかい)DVDドライブをゆっくり引っこ抜きつつちょっと目を離した瞬間、DVDドライブだけを手の中に残し、稼働したままcubeがケーブル類に引っ張られて後ろ向きに机の下へダイブ。 70cm下のフローリングに落ちた。

 ガシャッ
と。


 「いや、これは。 さすがに……今までになく物理的に死んだな……」


と呆然としながらも落ちたcubeを見てみると、う、そのまま動いている。 ヒートシンクを下にして落ちたはずなのに傷もなくそのままちゃんとくっついたまま。 いや、さすがにどこか壊れてるはずだとよく見たら、DVDドライブスペースのアルミフレームが片方ちょっと歪んでいたのが唯一の見た目のぶっ壊れた点。 手でぐいぐい曲げ戻し、一度電源をブチ切り、再度電源投入。 起動したが恐ろしくHDDの読み込みが遅い。

 この時点で的確にデータを待避していれば8割がたデータを復帰できたはずなのだが、このとき待避用大容量メディアがなく、おろかなことにとりあえず論理修復しようなどと、修復ソフトをかけたりなんたりファイルシステムの復帰を試みてしまった。 で、色々といじっているうちにどんどん症状が悪化。 今ではスピンアップすらしなくなり、データはすべておじゃんとなった。 今考えるとDVD-RAMがあったのになぁ……と遅まきながら気づいた。
 こういう場合、「げっ。。。 あれも消えたのか。。。 あっ、これは残ってた!」とかとか一喜一憂(?)したりするもんだが、失ったデータの規模がでかすぎて、何もない。 まあ、基本的に「消えたら消えたでオッケー」という性格なのでいいのだが。


 というわけでヤケクソで日立320GBドライブ(Seagateが欲しかったが160GBしかなかった)を買ってきて、設置。 現状cube対応の素のOSXだけは10GB Fireballドライブにバックアップしてあったので、それをベースに自分のOSX Tipsを見ながらサーバを再構築。 Tipsといいながら作業しているとところどころ結構間違えているのに気づく。 結局インストールしたのは、

Xcode-1.5
2004-gcc-update

apache2
BIND9
qpopper
dracd
libxml2
postfix
proftpd

jpegv6b
libpng
libtiff
libexif
ImageMagick
MySQL
php
imagic

faac
faad2
liba52
amr
libmpeg2
gpac-lib
xvid
x264
mp3lame
libogg
libvorbis
ffmpeg
mencoder


 とこれだけで意外とあっさり済んだ。



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 で、復帰したcube。 よく見ると、ヒートシンクの角度が変わっている。 ちょうど良い角度になった(違うだろ)。



 今回の教訓。 普通は「バックアップは必ずすべし!!!」になると思うが、違う。

「存在するものはいずれ消える」

 教訓ではないな。 悟りというか。 だからバックアップしろ、という話になるのだろうが、それでも消えるものは消える運命にあるのである。 アーメン

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小武 (管理人) eta2@tim.hi-ho.ne.jp