ど〜〜やら、32bit環境から中途半端に64bitへ持っていくのはかなり無理があるらしい。
面倒なのでいっそのこと、64bit multilibで組んであるディストリビューションを新規インストールすることに。
Slackの64bit版があればいいなーと探してみると、Slamd64というSlackクローン64bitディストリを発見。
念のために現在のシステムをバックアップしてからサクッとインストールしてみたところ、結構素直にそのまま使える。
中身はちゃんとSlackwareでわかりやすし。
カーネルが2.6.24と若干枯れたバージョンだったためか、VMwareのモジュールのビルドも素直に通った。
デスクトップ環境はKDE3とXFCE4が入っている。
とりあえずKDE3で整備して、後でXFCE4+nautilusに移行するべし。
その後、kernelをUbuntuのintrepid-2.6.26にしてみたのだがipwl4965の調子が超悪い。
実質使えない。
省電力の点を考えて2.6.26にしたいのだがなぁ。
……と、ふとzen-sourcesを思い出し、2.6.26-zen2を入れてみたところ問題なし!さすがzen-sources、仕事は遅くとも確実だ。
というわけでしばらく64bit環境で過ごしたわけであるが、おおむね良好。
全体を64bit化するメリットは、
*メモリが高性能のまま搭載量をフルに使える
*CPUのパフォーマンスがフルに出る
くらいだったりはするが、能力をフルに使えるに越したことはなし。
逆に気になる点は、
*メモリ食いになる(らしい)
*wineが使えない
*64bitなブラウザでフラッシュが動かない
辺りか。
wineとフラッシュは解決方法がないこともないが、しいて必要なわけでもないのでしばらく放置プレイ。
もう一つ、X300特有?の問題か、track pointの設定ができない。
どうあがいても/sys/devices/platform/i8042/serio0/serio2 が出てこないんである。
感度を上げられず、少々硬いままtrack pointを使ってると指が痛くなってかなわん。
(kernel moduleの構築の組み合わせで出てくる場合と出ない場合がある模様で、現在[2.6.27-rc6]は存在)
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小武
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