3月発売号ナマイキッ巻頭カラー用、「
女主任・岸見栄子」原稿をiPad Pro+Pencilだけで仕上げる野望を持って頑張ってみた。
「
女主任・岸見栄子」第2話の見栄子。
そう、主任に昇格しました。
おめでとう、見栄子。
今回は見ての通り主線をあえて procreateの鉛筆画のままにしてみた。
カラーの場合、インキングペンの「バッキバキ」感よりはこっちの方が合うかなぁ~……と。
でも実際どんな風に出るのか不明(商業誌の巻頭カラーで実験する人)。
下書き/ペン入れは抜群です、procreate。
もうiPad以外で描く気にはなれないくらい素晴らしい。
問題は塗りです。
塗りの場合はワコムペンのサイドスイッチで「スポイト」と「ブラシサイズ変更」をゴリゴリ使うやり方に慣れすぎていて、どうあがいてもCintiq Companion2で塗る速度と表現力に追いつかない。
ので、途中でCC2に移動して作業続行……無念。
iPadとpencilが悪いというよりは、むやみにスポイト色拾いとブラシサイズ変更しまくるやり方が身に沁みついてしまってるのがまずいのよね。
これだと本当にWacomタブレットでしか塗れないことになってしまう。
手順よくやればそんなことしなくても塗れるはずなところ、今までWacomペンに頼りきってたツケが回ってきた。
ちなみに作業手順は、
iPad Pro+procreateの鉛筆で主線、インキングペンで枠線と吹き出しと擬音、鉛筆でネーム入れ
↓
iCloudドライブにpsdで書き出し
↓
CC2のClipStudioで読み込んで塗ってCMYKで出力
です。
主線を直したいな、とか追加で描きたいな、というときはiPadを取り出して描いて、pngでベタでiCloudドライブに書き出して、 Clipstudioにて単レイヤで追加/入れ替え、という感じ。
なお、試しにClipStudioで吐き出した単純なpsdをprocreateで読みこませようとしましたが、認識できませんでした。
というわけで、見栄子原稿が終わった後、真琴の絵をprocreateでペン入れ、メディバンペイントで塗る実験。
塗れなくもない。
しかし、おぼつかない。
procreateで塗りもできたらいいんだけど、ブラシの具合がどうにもつかめないのと、レイヤ使用数上限が少ないのがネック。
メディバンペイントだと比較的ClipStudioに近いので塗りやすい(というやり方しか出来ないのもいかがなものかと、ではある)……かな。
無理やり使い込んで慣れれば仕事に使えるかなぁ。
あと、iPadで仕事をするとして気になるのは、iOSでよくある「OSアップデート後にアプリがまともに動かなくなる」とか「アプリアップデート後にまともに使えなくなる」とかのアレですね。
その辺、いまひとつ信頼度低いのが難点。
でもって、今回オチにちょっとだけ初登場のぷりんちゃん。
チラッとしか出ないが巨乳の存在感は大きい。
↑枠線がリアルものさしでにじみ手書きインキングペン(procreate)で描いた感じ、わかるでしょうか。
コレやってみたかったやつ!
編集さんが「ページ早く溜めたいですし、次は1色多ページに行きましょうよ」というので……しゃあない、そうしよう。
ということで、次回、掲載月は不明ですが(たぶんひと月飛ばし)第3話はモノクロ10数ページになる予定です。
モノクロとなるとまた可愛く見せる表現方法が変わってくるし、見栄子をモノクロで描く表現方法を考えないといかん。
イラスト仕事は当面出来ないかもしれないな……
iPhone6のバッテリーがですね、50何%ある状態なのに、寒いところに持って出るとあっというまに12%……1%……とか減ってしまい、温かいところに戻って充電ケーブルを挿すと1%→50%に瞬時に戻る……という、これ完全にセルが半分死んでますな状態であることを確認。
V7に乗ってお隣の市のiPhone修理ショップ(ググったらトップに出てきた)に行ってきた。
スマホ修理ショップって怪しそうだし任せていいものか、どうだろうなぁ……と思ってたのだけど、ついてみたら思いのほかしっかりした店構え、店員さんも何人かいてなかなか安心のたたずまい。
30分ほどでバッテリー交換完了して5400円。
助かった! よし。
今年の9月まで頑張れ、iPhone6。
そういえば、土曜日に高校の同窓会パート2があって、バイクの冬用グローブをはめて自転車で行ってきたんですが……グローブなくした。
……しょーぉっく!!
なので、↑のiPhone修理の時は夏用穴あき革グローブで行ってきたんですが、以前と違ってナックルガードがついてるので特に手が冷たくなることもなく、そこそこ暖かかったこともあって快適。
もう冬用グローブは来年までいらないかもしれないですね。