PHC@X31 Linux
夏に備えて、というわけでもないがPen-Mの電圧をソフト的にコントロールできるようになる
phcを入れてみた。
kernelにパッチを当てるのだが
2.6.16.1のバニラにしか当たらないようなので、ck patchなどとは併用できない。
この際バニラの使用感も試してみるのも悪くなし。
(
あうち、ckツリーにも当てられた) パッチ当て後、ビルド再起動したあとに、
echo "600000:716,800000:764,1000000:828,1200000:924,1300000:988" > /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/op_points_table
と、procに設定を書き込むと反映される。
タマによって最適値はかなりバラツキがあるらしい。
下げすぎるとフリーズするので、トライ&エラーで各クロックごとにちょうどいい最低設定値をみつける必要がある。
で、実際の使用感はというと、かなり良し。
1300MHzで常時100%負荷をかけるとノーマルでは当然発熱しまくってCPU温度は78度まで上昇、ファンはフル回転だが、phc有効の場合はしばらくするとゆるくファンが回り出して、そこそこあったかい空気がゆるゆる出てくるだけ。
CPUの温度は53度辺りではりついたまま。
こりゃ夏場も暑苦しくなくていいかも。
しばらく使い続けてみよう。