udev hal dbus hotplug@X31 Linux(kernel-2.6.17-beyond1.1)その2
なんやかんやで、プラグアンドプレイ完備。
これDo台経由でHDDを挿す(firewire)と/media(tmpfsでマウント済み)にマウントポイントが自動で作成され、Nautilusのボリューム一覧にアイコンがぽこっと現れる。
抜くとアイコンが消えてマウントポイントも自動で消される。
それでいて、fstabは一切いじられない仕組みなのですっきり。
その他の装置はどうだろうかとultrabaseのドライブとUSBメモリを試してみたが、双方とも挿しただけでは認識せず。
挿した後にhotplugをリスタートさせると認識した。
halとの相性問題だろか? いずれにしても、udev実装前の不毛な状態に比べたらはるかに実用できる状態になって喜ばしい。
元々の目的であったgnome-power-managerの方もhal-cvsを入れたらサスペンド、ハイバネート双方できるようになった。
とりあえず、やってみて気がついたudev/dbus/hal関係実装時の注意点は、
*kernelでnetlinkを使えるよう設定、コンパイル
*kernelのusb、firewire関係のドライバはモジュールでビルド
*udev.rulesについて。
自前環境でまったく整備しておらず、全部素でインストールした場合は、udev.rules末尾に、
RUN+="socket:/org/freedesktop/hal/udev_event"
と書いておけばとりあえず反応するっぽい。
ルールを書き換えたら必ずudevstartするべし。
udevmonitor --envで挿抜チェック
*dbus、hal 関係は設定ファイル等の位置関係を合わせてインストール
*特定ユーザでhalを使うときはdbus内のhalのポリシー設定を忘れずに
*PolicyKitのdesktop- console.privilegeのポリシー設定をしてないとログインできなくなるっぽい
*gnome-mountを使うとなぜか問答無用でeuc-jpでマウントされちゃうので、halの設定どおりにマウントさせたい場合はpmount-halを使用。
(gnome-vfsのconfigureで指定)
という感じ。
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小武
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