地味にずっと作業中につき、黙り気味のストレスも溜り気味。
日付とページ数の競争中である。
何年ぶりかで、サボテンのつぼみがついた。
ちなみにサボテンは買ってからかれこれ10年程経つ。
長生きだ。
界隈で賑わっているMozc。
uim-macの方からuimのパッチも現れて、現在はuim-mozcとして使用中。
ibusでは負荷がかかっている状況だとaMSN(tcl/tk)で入力漏れが出まくり、使いものにならなかったので助かる。
あくまでtcl/tk限定の話ではあるが、たしかSCIMでも同じ不具合が出る。
uimではどうなるのかというと、tcl/tkでも重かろうが漏れは起こらずバッファにちゃんと溜まって先行入力状態になってくれるという、当たり前の動作をしてくれる。
で、Mozcのしばらく使ってみての感想は、
・やはり長文(連文節)変換に強い
・あって当たり前の表現が変換候補に出てこないことがままある
変換候補に出てこないことがある、というのはロジックの複雑さを感じさせてある意味今後に期待できる挙動ではある。
zvolサイズ拡張とiscsi target@OpenSolaris
ファイルサーバのOpenSolarisでzvolデバイスをiscsi targetにして外部ドライブとして使っているのだが、レガシー扱いのzfsのsharediscsiを使うのはやめて、今はCOMSTAR(stmf)の方を使っている。
COMSTARの方がちょっとパフォーマンスが良い。
ただ、複数のtargetを分けて公開したい場合、COMSTARでは整備が結構ややこしくなるのでメモしておく。
詳細は
こちらを参考。
COMSTARサービスの起動。
終了はdisableで
# svcadm enable iscsi/target
# svcadm enable stmf
1. zvolを作り、さらにそれぞれLUを作る
# zfs create -V 10G tank/iscsi #zvol作成
# sbdadm create-lu /dev/zvol/rdsk/tank/iscsi #LU作成
# sbdadm list-lu #作ったLUと、そのGUIDの確認
2. 作ったLUの分だけtargetを作る
# itadm create-target #作成
# itadm list-target -v #target名確認
# stmfadm list-target -v #target名確認2
3. 公開分けする分target-groupを作成
# stmfadm create-tg comstar-0 #作成
# stmfadm list-tg #target-groupの確認
4. それぞれtargetをtarget-groupに所属させる(現状、stmfサービスを切って作業しないと怒られる)
# stmfadm add-tg-member -g comstar-0 iqn.1986-03.com.sun:02:b0e364bf-a9e1-4ec2-da90-c0b7b60e52f8 #所属追加
# stmfadm list-tg -v #target-groupの詳細確認
5. target-groupにviewをそれぞれ追加する
# stmfadm add-view -t comstar-0 600144f00800270a38f34bc366a80001 #追加
# stmfadm list-view -l 600144f00800270a38f34bc366a80001 #view確認
実作業は以上。
立体的な構造としては以下のように把握するとよさげ。
公開 <---- target group
|
view
|----> target ----> LU = デバイス
targetの設定のみでは公開を分けることができず、そのままではinitiator側で複数のtargetをまとめて認識されてしまうので、target-groupで分けるかたち。
手順を見ても判るがややこしい。
target名とデバイスの関連性は、作った順番、入れた順番でしかない…のかな。
今のところ、
comstar-0 tank/iscsi X300のシステム整備作業用/バックアップドライブ
comstar-1 tank/iscsi-osx G4Cubeのバックアップドライブ
comstar-2 tank/etc 家族用NTFSバックアップドライブ
などという使い方をしている。
ちなみに、zvolのデバイスが一杯になってきてサイズを拡張したい時は以下のようにする。
1. zvolのサイズ変更
# zfs set volsize 20G tank/iscsi
2. LU作成時に記憶されているtargetのボリュームサイズを変更
# sbdadm modify-lu -s 20G 600144f00800270a38f34bc366a80001
その後、ext2/3/4であればfdiskから拡大したサイズで領域を確保しなおし、fsckをかけてresize2fsをかけるとボリュームサイズの拡大完了。
NTFSではやってみたことがないので使えるかどうか不明。