塗り塗りしつつ、X31に何かやらせておこうと思い、KDE4のスナップショットを入れてみた。
素のソースから普通にビルドして一応普通に起動。
だが、挙動が微妙にあやしい。
肝心のDbus絡みのところがどうもうまく連動していないぽい。
いじっている暇はないのでKDE4はおいといて、引き続いてしばらくぶりにKDE3カレントを入れてみた。
KDE-3.5.5+QT-3.3.7 (FC7)+dbus-qt追加でいってみたが、案の定、部分的にいろいろパッチをあてないとうまく動かない。
で、以下のような感じ。
・作りは荒いがKDEはやはり軽いのぅ
・berylはそのまま普通に動いた
・dbus-hal連動の外部ディスクオートマウント/イジェクトも動作 でも3.5.5だとkioslaveにいくつか要パッチ(?)
・KEDIT/KWRITEは相変わらず文字コード自動認識しないー>leafpad使用
・オフィス系はGNOMEで入れたgnumericでオケ
・kopeteはあいかわらず素では日本yahooに繋がらない
という感じ。
GNOMEより快適に動くのでしばらくKDEで使ってみよう。
Realtime preemption@kernel2.6.19.1
今のLinuxで唯一(でもないかもしれないが)気に入らないのがスケジューラ部分。
IDEのI/Oがいっぱいいっぱいになると、CPUが暇でも仕事をしなくなる。
それに絡んでHDDのアクセスも遅くなり、ひいては全部遅くなるというダメダメな仕様。
ノートPCだとそもそもHDDが遅いので、ますます体感速度が落ちるのである。
このあたりのせいでBSDやらSoralisやらにしたい病が出るのだが、それはそれでまた別の問題があるので移れない。
で、いつ改善されるのやらとまちわびている昨今、
リアルタイムプリエンプティブパッチという舌を噛みそうなパッチを見つけた。
たぶんもうすぐ本家にマージされるのだと思うが、このダメダメ仕様が改善される気がしたので入れてみた。
完全にフルプリエンプションでビルドだ。
結果は、おぉっ……劇的に変わったぞ。
これはよいパッチだ。
文字で表現すると
【通常2.6のプリエンプティブ】
サボリサボリサボリ仕事サボリサボリサボリ仕事サボリサボリサボリ仕事サボリサボリサボリ
【フルプリエンプティブ】
サボリ仕事仕事仕事サボリ仕事仕事仕事仕事
サボり魔が働き者に変わりましたよ。
なんだか挙動もBSDっぽくなっている。
問題が出たのはvmwareを起動するとBIOS画面が出るまでしばらく固まってしまうところくらいか。
起動してしまった後は、働き者になっただけにパッチ前よりずっと快適に動く。
リアルタイム+エミュレーションでぶつかっているのだろうか。
あとは、これだけ密に仕事するようになるともしかすると逆に処理が遅くなっている部分があるかもしれない。
が、調べる時間がないのでとりあえず放置。
総体的にはかなりよし、なので常用中。
ふと思いついたがこれでReiser4使うと速そうだ……通常プリエンプティブだとReiser4はI/O負荷が高くて仕事サボり気味になっていたのだが、ちゃんと動くようになっているかもしれない。
今度ためしてみよう。
そういえばReiserさんはどうなったんだろう……