11日(火)

インク到着。
間違いなくカラーインクリボンセット。
ところで、VDフォトフィルムと勘違いしてフォトカラーペーパーを買ってしまったようなのだが、昇華印刷用なのでうちでは使えないらしい。
高かったのに。
VDフォトフィルムはすでに販売終了していたので「高いヤツ」ということで間違えて注文してしまったようである。
インク間違えるはー、いらん高いもん買うはー……ボケがきている。
というわけで、フォトショップのCMYKインク・ドットゲイン設定まわりをいじって、MD-5000出力の色合わせをする。
東洋インキの設定に自分好みを加味しつつ調整したら、ほぼそのまんま出るようになった。
テスト刷りで
(大ボケ小ボケのアンサンブルにより)インク1 パック消費してしまったが、まあ、RGB->CMYKの結果がほぼそのまま出るシステムができたわけなので、ムダではあるまい。
今までは何か印刷するとしてもデジタル画像を出す程度だったので、その度にCMYKで適当にごにょごにょ色調整して出していたのだが写真となるとそうもいかないので、そのまま出てくれるシステムができたのはとてもオイシイ。
今時ここまでしないとまともに使えないプリンタというのも何ではあるが、味わいある網線顔料インクプリンタなので、そこは目をつぶる。

みみっちく各横4cm幅で出したサンプル。
左がRGB直出し
(カラープロファイル・写真)、右が調整済みCMYK
(カラープロファイル・なし)。
それにしてもRGB出しは、何か間違えてるんでないかレベルで色がおかしい。
間違えてるんだろか。
ところで前から気になっていた
(のだが忘れていた)、VD用紙に「VD用紙」設定で印刷すると
(コンクリ地面などのフラクタルな模様の)ディテールがおもいきり腐り、「VDフォトフィルム」で印刷するとちゃんと出るというのは仕様なのか、うちの環境が腐っているのか、どうなんだろう。

ともあれこれで「写真」が出せるようになった。
←MD-5000。
印刷時にヘッダがインクカセットを取り損ない、落としてジャムると高確率で紙抑えアームのどれかの軸が折れるという、絶妙な設計がなされている高機能メカプリンタ。
イヤミでなくホントによくできたメカなのだが、軸が折れてアームが浮いていると、そこにヘッダがひっかかって印刷できなくなるのでとても困る。

折ること2、3本、修理に出すも帰ってきて直後にまた折れた。
今も折れたままだがキリがないので応急処置でごまかしてある。
事故を防ぐには、フタ開閉時に、各カセットがちゃんとが収まっているのをしっかり確認し、フタを閉める間際の速度を秒速4ミリに抑えるしかない。