ファイルサーバ機のCPUの発熱がちっともなさそうなので、手裏剣のファンをとっぱらってケースファンのみにしてみた。
で、リモートから温度監視するために「cacti」をportsからインストール。
phpやらmysqlの基本設定をインストール時の指示にしたがってちゃんと設定しないとはまる。
phpについては当然ながら公開場所についてのapache2における通常の設定をしないといけない。
さらにcactiの整備にもはまる。
どう設定してもグラフを表示してくれないなーと悩んでいたが、デバグモードにしてcactiのログを見ながらちまちまやってみたらやっと表示してくれた。
以下、cactiではまりやすそうな点。
・温度収集スクリプトがちゃんとした結果を出しているか。
「cpu0temp:50.2 cpu1temp:50.4」のような形でかつ改行無しでないとダメ。
出力する数とデータソースのデータ取得の数も合ってないとダメ
・cacti/cronで動作させるスクリプトの動作権限。
rootでやるのが最初は確実
・cactiのインストール先の権限、rrdファイルの書き込み先権限。
rootで動かす分には気にしなくてよし
・rrdファイルがちゃんとあるか。
場所は合ってるか
・rrdファイルがあってもpollとcronのインターバル設定がおかしいと更新してくれないのでグラフに結果が出ない。
デフォルト設定のままなら問題なし
以上をふまえて、具体的には以下のような対処をする。
「グラフその物が出てない場合」
・rrdファイルがない -> cronか手動でrrdファイルをとりあえず出力させる
・rrdファイルがあるのに出ない -> cacti上の設定が間違っているので、デフォルトで入っている物をまず動かしてその設定を参考にする
「グラフは描かれるが、プロットが出ない」
・結果が表の範囲外なため -> スクリプトで直すか「CDEF function」で範囲内に納めるか、auto scale設定を入れる
・自前スクリプトの出力フォーマットがおかしい -> 直す
・pollとcronのインターバルの設定を間違えている -> インターバルを変えた場合は一旦rrdを手動で消してみる。
ダメならデフォルトに戻す
という感じ。
ではさっそく監視してみたグラフ。
開始時室温10数℃、途中でエアコンオンで室温20数℃にアップ。
うむ。
壊れそう。
C2D E6300の上限温度は60℃らしいのでかなりヤバい。
アイドルに関しても室温10℃で40℃、室温20℃で50℃ということは、真夏のエアコン無しの場合は60℃を越えますなこりゃ。
ケースファンをもっとまわせば冷えるかもしれないが、実際のところ一番うるさいのはケースファンのなのでCPUファンを取っ払う意味がない。
CPUファンレスはあきらめよう。